2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

福島第1原発事故にみる「企業国家日本」の破綻、そして崩壊のはじまり(1)、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その8)

東京電力福島第一原子力発電所の事故は、4月17日に東電が「最長9か月を目途に収束させる」という「工程表」を公表してからすでに10日余りたった。作業の基本目標は、放射性物質の放出を抑制するため、原子炉および使用済燃料プールを「安定的冷却状態…

東日本大震災復興構想会議・検討部会は、国民に完全公開でなければならない、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その7)

4月20日、東日本大震災の復興ビジョンを策定する復興構想会議の下部組織、検討部会が首相官邸で初会合を開いた。会合後、部会長を務める飯尾潤氏が記者会見を開き、復興で必要となる財源について「増税を含めた選択肢」を示す考えを述べた。このところ、…

東日本大震災復興構想会議は、いったい何を議論して何を“構想”するのか、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その6)

4月14日、政府の東日本大震災復興構想会議が首相官邸で初会合を開いた。復興構想会議が設置された趣旨は、「未曾有の被害をもたらした東日本大震災からの復興に当たっては、被災者、被災地の住民のみならず、今を生きる国民全体が相互扶助と連帯の下でそ…

"東日本大震災有事"がファッショ的リーダーを生み出す危険、統一地方選挙の結果をみて、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その5)

4月10日の統一地方選挙の結果には唖然として声も出なかった。そこには東日本大震災の現実を直視することで、日本の政治や地域経済のあり方を根本から見直そうといった革新的視点はカケラもなく、未曾有の大震災に打ちのめされた「現実主義的思考」(大勢…

“復旧よりも復興”を叫んだ「阪神大震災大ハコモノ復興計画」の誤りを繰り返してはならない、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その4)

福島第1原発事故が日に日に深刻化の度合いを深め、収束の見通しが皆目つかないにもかかわらず、どういうわけかその一方で、能天気な「未来都市型復興ビジョン」が最近に来て一斉に語られ始めた。菅首相は4月1日の記者会見で、「すばらしい東北、日本をつく…