2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「大山鳴動してトカゲ(の尻尾)1匹」、されど国民の疑いは晴れない、佐川氏の答弁拒否は「安倍案件」の闇の深さを物語る、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その110)

3月27日、衆参両院での佐川証人喚問の様子を逐一テレビ中継で見た。喚問は、参院の金子委員長の尋問からはじまり、委員長から決裁文書の改ざんを「知っていたのか」「誰が、いつ、どのような動機で行ったのか」と問われると、佐川氏は「私は現在、捜査を…

安倍退陣包囲網がますます狭まってきた、首相が弁明すればするほど国民の不信感は高まる世論構造が定着している、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(22)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その109)

3月19日の参院予算委員会、国会審議のテレビ中継に1日中に釘付けになった。好んで見たわけではない。むしろ、苦痛に耐えて座っていたと言った方がいいかもしれない。だが、午前中の与党議員2人(メディア出身のタカ派議員)のえげつない質問で、安倍政…

内閣支持率は釣瓶落としだ、安倍首相に残された道は内閣総辞職しかない、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(21)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その108)

今日3月19日、参院予算委員会で森友文書改ざん問題の集中審議が行われる。野党各派がどのような論戦で挑むか、安倍首相や麻生財務相らがどのように答弁するか、国民注視の中での国会審議がいよいよ最終盤を迎えることになる。NHKのテレビ中継も行われ…

安倍首相は麻生財務相の頚(くび)を切れない、野垂れ死にするだけだ、首相のウソを閣僚が尻拭いする言われはない、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(20)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その107)

3月12日は1日中、午前から夕方までメディア各社の電子版ニュースから目が離せなかった。まるで「連続ドラマ」のように、これでもかこれでもかとばかりに次から次へと新しいニュースが飛び込んでくる。各社が総力を挙げて取材し、全力で国民に向けて情報…

この国は土台(大企業)から中枢(政府)まで腐っている、佐川国税庁長官辞任は森友疑惑の「幕引き」ではなく、安倍内閣総辞職の「幕開け」なのだ、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(18)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その105)

この数日間、日本資本主義の腐朽と退廃を象徴するような大企業トップと政府高級官僚の辞任が相次いでいる。3月6日には川崎神戸製鋼社長が品質データ改ざんの責任を問われて辞任、9日には森友疑惑隠蔽の中心人物、佐川国税庁長官が世論の批判に耐えきれず…

森友学園との交渉に当たっていた近畿財務局職員(上席国有財産管理官)が自殺、安倍政権の国政私物化がついに犠牲者を生み出した、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(17)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その104)

1週間前の3月2日、朝日新聞の1面トップに「森友文書 書き換えの疑い、財務省、問題発覚後か、交渉経過など複数個所」とのスクープ記事が掲載された。財務省が森友学園との国有地取引の際に作成した決裁文書の内容と、昨年2月の問題発覚後に国会議員らに…

春一番の嵐で裁量労働拡大が挫折、安倍政権に立ちはだかる世論の壁、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(16)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その103)

暦が春の季節に変わった3月1日、前日深夜からの「春一番」の嵐が国会に吹き荒れた。各紙朝刊は安倍首相が働き方改革関連法案から裁量労働制の対象拡大を削除する検討に入ったことを一斉に伝え、審議状況は一変した。それだけではない。「一転削除 政権打撃…