2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

橋下・松井、衆院選出馬騒動をめぐるマスメディア論調の推移、「ラプソディー」(狂詩曲)から「フィナーレ」(終楽章)へ、そして「レクエイム」(葬送曲)へ、「出るも地獄」「留まるも地獄」の維新内幕(3)、2014年総選挙を分析する(その4)

橋下・松井両氏の衆院選出馬騒動が終わった。見るも無残な結末だ。11月24日、維新の党橋下共同代表(大阪市長)は市内4カ所で街頭演説を行い、「大阪のために国政に出ないと判断した。これがベスト・チョイス(判断)。新聞には維新の議員が反対したと…

恥も外聞もない橋下・松井両氏の衆院出馬断念表明、公私の分別もつかない気まぐれ行動は自分の首を絞めるだけだ、「出るも地獄」「留まるも地獄」の維新の内幕(2)、2014年総選挙を分析する(その3)

記者会見も開かず(開けず)、身内の会合で衆院出馬への態度表明をすると言っていた橋下・松井両氏がついに出馬断念に追い込まれた。昨11月23日、大阪市内で開いた松井氏の後援会パーティーの席上、橋下氏と松井氏が支援者たちに揃って出馬断念を伝えた…

橋下「維新の党」共同代表(大阪市長)は本当に衆院選に出馬するつもりなのか、「出るも地獄」「留まるも地獄」の維新の内幕、2014年総選挙を分析する(その2)

かねてから(どこでも書いてあるような)国政選挙のことなどつべこべ言わずに、「もっと関西の話題に集中すべき」とのご意見をいただいていた。やっとその時がきたようだ。今日午後解散される衆院選挙について橋下氏が例によって「出る」「出ない」とのあや…

GDP2期連続マイナスの衝撃、単なる「リシャッフル解散」のつもりが「アベノミクス審判選挙」に発展した、2014年総選挙を分析する(その1)

「地方創生」と「東京一極集中」の話題はこの際一時中断して、2014年解散・総選挙を論じようと思う。昨夜18日午後7時過ぎのテレビで安倍首相の記者会見を見て本気でそう思った。安倍首相の解散表明に何ひとつ批判的な質問も解説もできないNHK政治…

【臨時掲載その2】 福島知事選と沖縄知事選そして総選挙をめぐる若干の話題について、しばらく拙ブログを休んでいた理由と言い訳(1)

ここ暫くは拙ブログ(つれづれ日記)を休んでいた。でも、怠けていたのではない。他の仕事と重なり身動きがとれなかったのである。他の仕事というのは、ひとつは同時並行して書いている同人ブログ『リベラル21』で10月26日に行われた福島知事選に関す…

【臨時掲載】 京都の市電をまもる会、回顧と展望〜歴史文化都市京都には路面電車がよく似合う〜、同志社大学人文科学研究所第83回公開講演会から

2014年11月8日(土)の午後、同志社大学人文科学研究所主催の第83回公開講演会が今出川キャンパスのクラーク記念館クラーク・チャペル(国の重要文化財、1979年指定)であった。タイトルは「市民化する住民、開発と公害に生きる」、講演者は藤井祐…

「東京一極集中=世界都市東京」を推進するイデオローグ群像、その活動水準は学者の域を遥かに超えている、安倍政権における目玉政策と経済動向の乖離(4)、「地方創生」キャンペーンの意図と役割を分析する(その13)

東京一極集中を前提とした「世界都市東京」を喧伝するイデオローグは山ほどいるが、政界、官界、業界、学会、マスメディなど関連分野の全てにわたって大きな影響力を持っている人物はそれほど多くない。通常の場合はそれぞれの得意分野があり、官界に強い影…

「東京一極集中=世界都市東京」を目指すアベノミクスは、「地方創生=地方植民地化」を推進する「都市国家構想」と連動している、安倍政権における目玉政策と経済動向の乖離(3)、「地方創生」キャンペーンの意図と役割を分析する(その12)

少しブログが滞ってしまった。(11月8日の午後1時から同志社大学クラークチャペルで開催される公開シンポジウムで「京都の市電をまもる会」の話をすることになり、その準備に時間をとられていた)。今回からテーマを再び「アベノミクス」に戻すことにし…