2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「改憲勢力3分の2をうかがう...」、各紙の参院選序盤情勢分析をどう読むか、2016年参院選を迎えて(その35)

先日、「舛添辞職問題が自民党のイメージを低下させている、安倍政権は舛添問題の影響で苦戦を強いられるだろう。次の世論調査が楽しみだ」と拙ブログを書いた。その途端に各紙の参院選序盤情勢分析の結果が6月24日に発表され、1面トップには、判を押し…

舛添辞職問題が自民党のイメージを低下させている、安倍政権は舛添問題の影響で苦戦を強いられるだろう、2016年参院選を迎えて(その34)

いよいよ2016年の参院選が始まった。同じ国政選挙でも「総選挙」という名の衆院選に比べてなんとなく影の薄い参院選だが、今度ばかりは違う。安倍首相がやりたがっていた衆参ダブル選ができなくなり、参院選がダブル選に代わる事実上の「総選挙」として…

舛添辞職問題が自民党のイメージを低下させている、安倍政権は舛添問題の影響で苦戦を強いられるだろう、2016年参院選を迎えて(その34)

いよいよ2016年の参院選が始まった。同じ国政選挙でも「総選挙」という名の衆院選に比べてなんとなく影の薄い参院選だが、今度ばかりは違う。安倍首相がやりたがっていた衆参ダブル選ができなくなり、参院選がダブル選に代わる事実上の「総選挙」として…

自公両党は都知事選候補者擁立を断念せよ、自公与党は3代続けて「欠陥知事」を作った製造者責任を取らなければならない、2016年参院選を迎えて(その33)

舛添都知事がついに辞任に追い込まれた。安倍首相と山口公明党代表が「政治とカネ」疑惑で辞任した猪瀬知事の代替品として太鼓判を押した舛添氏が、猪瀬氏に勝るとも劣らない「欠陥知事」であることが判明し、都民から「使用不能」と返品されたからだ。当然…

「井の中」の都議会自民党、国政の「大海」を知らず、自民都議の「みそぎ質問」は国民の怒りを倍加させ、参院選を敗北に導くだろう、2016年参院選を迎えて(その32)

2016年6月13日午後、舛添都知事の公金流用疑惑に関する都議会集中審議をテレビ番組で断続的に見た。冒頭に質問に立った自民党都議は口調だけは厳しかったが、質問の中身はカラッポでいたずらに時間を空費しただけだった。原稿を横目で見ながら、これ…

舛添都知事問題へのマスメディアの「一点集中」は参院選の争点逸らしだろうか、改憲の「か」の字も言わない安倍首相や自民党候補者に、世論操作の恐ろしさを覚える、2016年参院選を迎えて(その31)

東京都議会が目下開かれているからなのか、このところマスメディアとりわけテレビ報道の関心は舛添知事に集中している。それだけ国民の関心を引きつける光景が連日生々しく展開されているのだから、当然と言えば当然だが、そのことで参院選の争点がかすんで…

アベノミクス・エンジンをフル回転させても「空吹かし」に終わるだろう、エンジン性能そのものが「誇大広告=偽装データ」で粉飾されているからだ、加えて舛添東京都知事がこのまま居座れば、参院選に「花」を添えることは間違いない、2016年参院選を迎えて(その30)

2016年6月1日の夕方、安倍首相は首相官邸で記者会見を行い、消費税率10%への引き上げを2019年10月まで2年半再延期すると表明した。安倍首相は、これまで「リーマンショックや大震災のような事態が起きない限り、消費税の再増税を延期しない…

安倍首相はなぜ衆参ダブル選を回避したのか、舛添東京都知事は辞任するのかしないのか、2016年6月1日には安倍首相の記者会見、舛添都知事の所信表明(都議会)が行われる、2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて(その29)

このところ安倍内閣の支持率が好調に推移している。マスメディア各社が伊勢志摩サミット後(5月28,29日)に実施した世論調査によれば、共同通信55%(4月調査から7ポイント増、以下同じ)、日経新聞56%(3ポイント増)、産経新聞55%(6ポ…