2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

安倍内閣支持率急落の根本原因は「首相の信頼」が失われたことにある、政権の土台である「信なくば立たず」が喪失した安倍政権への打撃は大きい、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(36)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その67)

読売新聞が、内閣の支持・不支持の理由として6つの回答を用意している。これをグルーピングすると、およそ3つのグループに分かれるように思う。 〇第1グループ、支持政党やそれらに対する相対的評価を基準にして内閣の支持・不支持を決める回答。「自民党中…

安倍首相の御用達新聞、読売新聞の内閣支持率世論調査(2017年6月19日発表)を検証する、政策よりも人格で否定された安倍政権の末路、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(35)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その66)

安倍内閣の支持率が一斉に下がった。新聞各社の2017年6月世論調査によれば、内閣支持率は読売49%、日経49%、朝日41%、毎日36%と軒並み急落した。だが、読売・日経と朝日・毎日とでなぜこれほどの違い(差)が出るかについては、誰しもが不…

頭の上から尻尾の先まで腐りきった安倍政権はもはや退陣あるのみ、東京都民は都議選で自公与党に鉄槌を下してほしい、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(34)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その65)

聞くに堪えない罵声だった。頭の中が一瞬真っ白になるほどの衝撃を覚えた。いまや昔の話だが、サラ金全盛時代の(関西の)取り立て屋でさえが真っ青になるほどの物凄い罵声なのだ。それが真昼間から茶の間のテレビニュースで流れてくるのだから、家中が驚い…

柳の下に「二匹目のドジョウ=内閣支持率回復」はいない、「信なくば立たず」(孔子論語)の言葉を引いた安倍首相の嘘つき会見、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(33)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その64)

各メディアが6月16日から18日にかけて行った世論調査で、安倍内閣の支持率が急落した。安倍首相御用達の読売新聞49%(−12ポイント、以下同じ)を筆頭に、共同通信44.9%(−10.5)、毎日新聞36%(−10)、産経新聞47.6%(−8.5)、日経新聞…

安倍1強は「安倍私党独裁体制」にほかならない、「加計疑惑」隠しのために共謀罪強行採決に走った安倍政権は、国権の最高機関を蹂躙することで「安倍私党による究極の国政私物化」の姿を国民の前に曝した、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(32)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その63)

審議抜きの共謀罪強行採決で幕を閉じた今国会は、自公与党がもはや「首相官邸=安倍私党」の独裁下にある翼賛政党にすぎないことを赤裸々に示した。国政は「首相官邸=安倍私党」によって牛耳られ、自公与党はその手足となって意のままに動く存在になった。…

「トカゲ」(官邸+内閣府)の「尻尾」(文科省)切りは成功しない、「火元」の内閣府を調査しないで、「煙」の出た文科省の調査で国民を騙すことはできない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(31)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その62)

安倍首相は6月9日、松野文科相に対し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を「総理のご意向」とした文科省の内部文書の存否を再調査するよう指示した。首相は首相官邸で記者団にこのことを聞かれ、「徹底的に調査するよう指示した」と恥ずかしげもなく語…

【番外編】神戸開港150年記念『神戸百年の大計と未来』(晃洋書房、予価2800円、350頁、2017年7月刊行)出版のお知らせとご案内

拙ブログで自著の前宣伝をすることはいささか気が引けるが、阪神・淡路大震災20年記念シンポから2年有余、神戸在住の方々と協力して書き上げたのが本書である。詳しいことは「はしがき」と「あとがき」で述べているのでこれ以上繰り返さないが、神戸開港1…

安倍首相による国政私物化の3つの大罪、究極の公私混同(お友達への利益供与、官僚機構の私物化)、国民の知る権利否定(徹底した情報隠し、御用メディアの活用)、議会政治の破壊(議論封じ、国会調査権の放棄、政党モラルの崩壊)の3点だ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(30)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その61)

「森友疑惑」と「加計疑惑」に共通する特徴は、第1に、公私混同といったレベルを遥かに超えて、安倍首相・安倍政権による国政の私物化(お友達への利益供与、官僚機構の私物化)が進んでいることだ。第2は、安倍政権による国政私物化の事実が明らかになる…

安倍首相はいつまで「森友疑惑」「加計疑惑」を隠し通せると思っているのか、安倍政権による国政の私物化が国家の統治機構を破壊している(2)、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(29)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その60)

「森友疑惑」がドロドロとした得体のしれない背景(詐欺事件、右翼人脈など)を感じさせるのに対して、「加計疑惑」の方は、安倍首相による国政私物化の構図をクリアーに浮かび上がらせる典型的な疑獄事件だ。何しろ告発に踏み切ったのが、文科省の事務方ト…

安倍首相はいつまで「森友疑惑」「加計疑惑」を隠し通せると思っているのか、安倍政権による国政の私物化が国家の統治機構を破壊している(2)、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(29)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その60)

「森友疑惑」がドロドロとした得体のしれない背景(詐欺事件、右翼人脈など)を感じさせるのに対して、「加計疑惑」の方は、安倍首相による国政私物化の構図をクリアーに浮かび上がらせる典型的な疑獄事件だ。何しろ告発に踏み切ったのが、文科省の事務方ト…

安倍首相はいつまで「森友疑惑」「加計疑惑」を隠し通せると思っているのか、安倍政権による国政の私物化が国家の統治機構を破壊している(1)、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(28)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その59)

5月に入ってから安倍政権をめぐる「森友疑惑」「加計疑惑」が急展開を遂げている。5月上旬は4月に引き続き籠池氏と昭恵夫人の親密な関係、籠池氏と財務省の交渉過程などが動かぬ証拠(音声テープ)で明らかになり、各紙は「森友疑惑」の全容解明に総力を…