2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

東日本大震災と阪神淡路大震災はどこが違うか、構造改革の被害を真正面に受けた東日本の被災地域、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その3)

先週末の3月26日夜、神戸市のJR新長田駅前の会場で「阪神淡路まちづくり支援機構」の研究会があった。当初の予定では、支援機構メンバーによる中国四川省大地震やアメリカ・ニューオーリンズのカトリーナ台風災害の復興調査をめぐって討論が行われるは…

東日本大震災の復興対策は“長期継続型予算”を必要とする、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その2)

この数日間、政府、東電そして政府筋に近い学者たちが、マスメディアを通して福島原発事故の楽観的評価や見通しを強調しているにもかかわらず、その後次々と明らかになってくる事態は日々深刻の度合いを深めている。その最たるものは、福島県や隣接する地域…

日本経団連は大企業 利益剰余金2百数十兆円の1割をただちに震災復興資金に提供すべきだ、(私たちは東日本大震災にいかに向き合うか、その1)

東日本巨大地震が勃発してから、今日3月17日でちょうど1週間が経過したことになる。その惨状は、もはや単なる震災を通り越した“カタストロフィー”(破滅的な大災害)ともいうべきもので、現在判明しているだけでも、死者・行方不明者が1万数千人を超え、避…

減税日本は“日本版ティーパーティ運動”だ、(名古屋トリプル選挙の衝撃、その6)

マグニチュード9.0という、日本の観測史上最大の大地震と巨大津波に襲われた東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が、いま文字通り日本中を震撼させている。くわえて東京電力福島原子力発電所の炉心溶融(燃料棒損傷)にともなう爆発事故が、アメリカ・ヨー…

(疑似)地域新党は統一地方選で躍進する、しかし統一地方選後には失速する、(名古屋トリプル選挙の衝撃、その5)

3月4日、注目の名古屋市議会「出直し選挙」がいよいよスタートした。選管発表によると、立候補届け出数は、前回2007年4月の98人を大幅に上回る138人になった。党派別の内訳は、民主27(解散前議席27)、自民24(23)、公明12(14)…