2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年参院選の総括に正面から向き合わない政党には未来がない、京都で2019年参院選の結果を巡る討論会があった(3)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その168)

本稿は、当初2部構成だった。第1部が「全体動向の特徴」、第2部が「野党共闘の行方はどうなる」である。しかし、討論会で報告した時、時間の制約で野党共闘の一翼である共産の問題点については十分に触れることができなかった。レジュメ自体も極めて不十…

枝野代表の政権構想の本質は、保守本流政権の樹立にある、京都で2019年参院選の結果を巡る討論会があった(2)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その167)

2016年参院選の全体動向を分析した第1部に引き続き、今回は野党共闘の行方を論じる第2部を一挙に掲載しようと考えてきたが、分量が多いので2つに分け、今回は立憲枝野代表のめざす野党共闘の性格について考察する。 Ⅱ.野党共闘の行方はどうなる 1.枝野代…

京都で2019年参院選の結果を巡る討論会があった、野党共闘の行方について活発な議論が交わされた(1)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その166)

8月2日夜、京都駅前のキャンパスプラザで2019年参院選の結果をめぐる討論会が開かれた。話題提供者は大西広慶大教授と私の2人、大西氏のテーマは「大阪での自共共闘と薔薇マークキャンペーンの問題について」、私のテーマは「野党共闘はオールマイテ…