2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

安保法案参院審議は、日経・読売世論調査(2015年7月24〜26日実施)の内閣支持率逆転と磯崎首相補佐官の暴言で幕を開けた、「オトモダチ発言」でますます追い詰められる安倍政権の行方、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(12)、橋下維新の策略と手法を考える(その50)

安保法案の参院審議が7月27日から始まった。波乱の国会幕開けにふさわしいビッグニュースが2つ、7月27日、28両日の各紙紙面を飾った。ひとつは、日経・読売新聞の世論調査で内閣支持率が第2次安倍内閣発足後初めて不支持率が支持率を上回ったこと…

安保法案への理解が進んでいないからではない、安倍内閣への本質的理解が進んできたからこそ内閣支持率が低下したのだ、産経・FNN世論調査(2015年7月18、19日実施)を分析する、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(11)、橋下維新の策略と手法を考える(その49)

もはや安倍内閣の広報紙・産経新聞をいえども事実を認めざるを得なくなってきたのだろう。7月21日の産経新聞はついに、安倍内閣について「内閣支持39%、不支持52%、初の逆転」と報じた。前回調査(6月27、28日実施)から支持率が一挙に7ポイ…

「安倍さん感じ悪いよね、レベル低いよね!」、ポンチ絵ならぬポンチ模型を使っての安倍首相のテレビ出演は却って内閣支持率低下に拍車を掛ける、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(10)、橋下維新の策略と手法を考える(その48)

安保法案の衆院強行採決後、安倍内閣の支持率低下が止まらない。7月17、18両日実施の共同通信、毎日新聞の緊急世論調査では、支持率が遂に30%台半ばにまで低下し、不支持率が50%を上回った。不支持率が過半数に達するのは実質「内閣不信任」であ…

基本設計から切り離された「デザイン(アイデア)コンペ」などあり得ない、新国立競技場建築デザイン審査委員長・安藤忠雄氏の不可解きわまる弁明はいっそう疑惑を掻き立てる、「森さま」の新国立競技場建設は建築的にも政治的にも破綻した、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(9)、橋下維新の策略と手法を考える(その47)

新国立競技場のデザインコンペ(競技設計)で審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が7月16日、これまでの「長い沈黙」を破って初めて記者会見に応じた。2520億円と言う途方もない巨額の新国立競技場建設費が日本スポーツ振興センター(JSC)の有…

「安倍さま」の安保法制、「森さま」の新国立競技場、「現・元首相」の暴走に対して国民は鉄槌を下すだろう、国民の意見を聞かない自公政権は存続することを許されない、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(8)、橋下維新の策略と手法を考える(その46)

「これほど不条理なことはない」、「これほど無茶苦茶なことはない」、7月15日の衆院特別委員会での自公与党による強行採決を知った国民は皆そう思うのではないか。しかも「安倍さまのNHK」はこんな重要な国会を中継しないのだから、これではいったい…

NHK7月世論調査、安倍内閣を「支持しない」9ポイント増、「支持する」7ポイント減の衝撃、それでも安倍政権は安保法案を強行採決するのか、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(7)、橋下維新の策略と手法を考える(その45)

昨夜のNHKニュースを見て驚いた。NHKが7月10日から12日にかけて行った定例世論調査で、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月より7ポイント下がって41%で、「支持しない」と答えた人は9ポイント上がって43%となり、第2次安倍内閣の発…

新国立競技場設計計画承認の裏に「巨大利権」が隠されていないか、安保法案強行採決と新国立競技場建設強行は安倍内閣をして退陣に導くだろう、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(6)、橋下維新の策略と手法を考える(その44)

最近、どの新聞を見ても安倍政権の独裁・独走ぶりを批判する記事や論説で溢れ返っている。安保法案に関する安倍政権の国会運営はもはや「独裁極まれり!」と言うほかはないが、これに加えて国民の憤激を買っているのが新国立競技場設計計画の承認(決定)だ…

安保法案反対世論など「どこ吹く風」といわんばかりに国会では強行採決の日程が着々と進んでいる、だが、強行採決は安倍政権に致命的打撃を与えて安倍首相を退陣に追いこむだろう、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(5)、橋下維新の策略と手法を考える(その43)

安倍首相が自民党若手(安倍チルドレン)勉強会での報道弾圧発言や沖縄県民を侮辱する百田発言などに対して謝罪したその日、7月3日の衆院特別委員会では8日に一般質疑、10日に安倍首相が出席しての集中審議、そして13日には採決の前提となる中央公聴…

安倍内閣の「広報紙」、産経・読売新聞の世論調査の恐るべきカラクリ、それでも「安保法案反対」の国民世論を押し止めることはできない、大阪都構想住民投票後の政治情勢について(4)、橋下維新の策略と手法を考える(その42)

前回(6月29日)の拙ブログで、国民世論の節目が「アベノミクス期待」から「安保法案反対」へ変わりつつあることを述べた。当日、朝刊をまだ読んでいなかったので日経新聞の6月調査がその日に発表されたことを知らなかったが、結果はほぼ予測通りの展開…