2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

この首相にしてこの大臣、(福田辞任解散劇、その5)

中山国土交通大臣が就任後わずか5日目で辞任した(更迭された)。さすがイギリスのタイムズ紙が「不快な失言癖のある派手な国粋主義者」と評した麻生首相の任命した大臣だけある。「この首相にしてこの大臣」というべきか、さしずめ中山氏は「確信犯的な暴…

口紅つけても豚は豚、ニューヨークタイムス、(福田辞任解散劇、その4)

筋書き通り麻生世襲議員が自民党総裁に選出され、麻生内閣が発足した。閣僚18人のうち実に3分の2近い11人が世襲議員というのだから、世襲議員でなければ、もはや閣僚にも首相にもなれない政党が自民党だ。世襲になればなるほど遺伝子は劣化するという…

あとは野となれ山となれ!(福田辞任解散劇、その3)

福田辞任解散劇もいよいよ「佳境」に入ってきたようだ。輸入汚染米事件は「規制緩和」の波に乗って底知れぬ広がりを見せているし、当初は「これは業者の責任だ」(農水省には責任はない)と平然と居直っていた農水次官も更迭された。また「ジタバタしない」…

あとは野となれ山となれ!、(福田辞任解散劇、その2)

福田辞任解散劇は、「客観的に自分を見ることのできる」福田首相自身が描いた稚拙なシナリオだった。彼が自民党集会の席上で「ワクワクするような総裁選挙をやってほしい」といったように、自民党の総裁選挙を民主党の代表選出の日程にぶっつけ、自公政権の…

あとは野となれ山となれ!、(福田辞任解散劇、その1)

長い間の夏休みで「つれづれ日記」も一緒に夏休みをした。読者のみなさまには、「ともづれ日記」に名前を変えろとお叱りを受けるかもしれない。言い訳をすると、今年の夏休みは、インドネシアの古都ジョグジャカルタでの震災復興ワークショップ、北海道夕張…