2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

民主党マニフェストをどうみるか、保守専制体制への布石、(麻生辞任解散劇、その22)

今日の各紙は、民主党マニフェスト一色だ。まるで「民主党特集号」だといってよい。総選挙が1カ月後に迫っているのだから、これだけ全国紙が挙って取り上げるとなると、その宣伝効果たるや計り知れない。昨日の記者発表の会場でも500人近い報道陣が集ま…

東京都議選にみる公明党の危機、寄生生物の末路、(麻生辞任解散劇、その21)

今日21日で衆議院が解散され、8月30日の投票日に向けていよいよ総選挙の火蓋が切られることになった。各種の世論調査では民主党の優勢が伝えられ、早くも「政権交代」を前提にした各種の観測記事が飛び交っている。しかし不思議なことに、自公連立政権の…

東国原宮崎県知事は即刻辞任すべきだ、(麻生辞任解散劇、その20)

東国原宮崎県知事が自民党から総選挙に出馬することを断念したという。というよりは、自民党内部はもとより、国民世論から「総スカン」を食らって出られなくなったというのが本当のところだろう。やはり、「柳の下に2匹目のドジョウ」はいなかったのだ。 本…

都議選と小泉郵政選挙に共通するもの、無党派層の実体、(麻生辞任解散劇、その19)

12日の東京都議会議員選挙の結果には、ただただ驚くばかりだ。いや「呆れた」といった方がよいかもしれない。小泉郵政選挙のときの「サプライズ現象」とそっくりだ。政治の変わり目の節々にあらわれる「無党派現象」あるいは「浮動票現象」のもたらす「突然…

右往左往する子ネズミたちの政治的役割、(麻生辞任解散劇、その18)

自民党の泥船化が一路進む中で、自民党議員はもとより地方自治体首長の動きも活発化している。いわば泥船が沈没する前に、どこの船に乗り換えようかと右往左往しているのである。なかでもお笑い芸人やテレビタレント出身の首長の動きが目立つ。「いよいよ自…