2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「130%の党づくり」は〝目標〟なのか、それとも〝ノルマ〟なのか、共産党党首公選問題を考える(その6)、岸田内閣と野党共闘(41)

党員10万人増、赤旗読者30万人増(いずれも死亡者数、離党者数を除く純増分)を目標とする「130%の党づくり」が提起されたのは、第28回党大会(2020年1月)のことであり、党創立100周年(2022年7月)までが期限だった。しかし、創立100周年直後に開かれた第…

減り続ける原因を分析しないで、拡大ばかりを唱える「130%の党づくり」は完全に破綻している、共産党党首公選問題を考える(その5)、岸田内閣と野党共闘(40)

共産党機関紙「赤旗」は連日、2024年1月の第29回党大会に備えて「130%の党づくり」を訴えている。「特別期間」を設けて拡大目標を設定し、その達成率を毎月報告させて党員や支持者を叱咤激励するやり方だ。今年1月に採択された「『130%の党』をつくるため…

全ての下部組織に「返事」を求める党中央の「手紙」が〝民主的運営〟の体現と言えるのか、共産党党首公選問題を考える(その4)、岸田内閣と野党共闘(39)

一般的にいって、手紙とは「用事などを書いて他人に送る文書、書簡」(国語辞典)だと解されている。受け取った手紙に対して返事を書くか書かないかは、個人の自由であり任意であって強制されるべきものではない。手紙は個人の自由意思に基づくコミュニケー…