2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

東京都知事選は「ストップ・ザ・アベ!」のきっかけになるか、「ストップ・ザ・サトウ!」を掲げた半世紀前の都知事選勝利は、革新自治体時代の幕開けになった、「3分の2」時代を迎えて(その2)

東京の友人たちから都知事選のいろんな情報が入ってくる。各紙が世論調査を盛んにやっているが、本当の情勢は「よくわからない」のだそうだ。有権者が1100万人を越える首長選挙など、日本中探してもどこにもないからだ。しかも選挙期間が余りにも短い。…

「改憲マスメディア」の意見が分かれている、産経は「自民、結党以来の好機」、読売は「憲法改正は幅広い合意を前提に」、日経は「憲法論議、拙速避けよ」との論調だ、この隔たりは何を意味するか、「3分の2」時代を迎えて(その1)

2016年参院選の結果は、改憲勢力が3分の2超を占めるという最悪のものとなった。戦後の政治史上はじめて、衆参両院で憲法改正発議に必要な3分の2議席を改憲勢力が占めるという由々しき事態が生まれたのだ。しかし、「改憲勢力3分の2」という圧倒的…

「改憲隠し」を最大争点にしたことが却って「改憲勢力3分の2超」を導いた、「改憲勢力3分の2」の罠にはまったのは民進党と共産党だ、2016年参院選を迎えて(その38)

猛暑の最中の参院選だったのに、心の中では寒々とした風が吹きすさぶ選挙だった。選挙前も選挙中もそして選挙後も、埋めることのできない空虚感に襲われた選挙だった。国中が嘘とでたらめを振りまく安倍首相の演説に席巻され、あの得意げな表情が連日テレビ…

序盤戦の「改憲勢力3分の2うかがう」が終盤戦になって「改憲勢力3分の2強まる」へ移行している、安倍政権の虚構がまかり通るこの国はいったい何処へ向かうのか、2016年参院選を迎えて(その37)

今年初めから参院選について延々と書き続けてきた拙ブログが、まさかこんな形で終わろうとは夢にも思わなかった(まだ、結論は出ていないが)。安保法制反対の国民世論が空前のレベルで盛り上がり、憲法改正反対の世論が広く国民に浸透していると信じてきた…

安倍政権の〝参院選争点隠し″がこのまま続いていいのか、テレビ番組は、東京都知事選、イギリスのEU離脱、バングラディッシュ・テロで独占されている、2016年参院選を迎えて(その36)

今回の参院選はいっこうに盛り上がらないといわれる。誰に聞いてもそうなのだから、このままでいくと投票率は空前の低空飛行になるかもしれない。なぜ盛り上がらないのか。先日、親しい友人たちと集まって選挙情勢について素人談義を交わした。結論は、安倍…