2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

この総選挙はいったいなんだったのか、総選挙後に広がる野党状況の異変、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(6)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その93)

総選挙が終わってからというものは、社会や政治を取り巻く空気がどす黒く澱んでいるように思えて仕方がない。息苦しいというか、重苦しいというか、諦めとも無力感とも付かないどんよりとした空気が上から下まで覆っている感じなのだ。深呼吸しようにも力が…

日本政治の劣化と退廃を象徴する出来事(事件)だった、小池都知事の希望の党代表辞任が物語るもの、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(5)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その92)

小池東京都知事が希望の党代表を突如辞任した翌日、一連の「小池騒動」を報じた11月15日の各紙朝刊には、「投げ出し」「丸投げ」「風頼み」「身勝手」「無責任」「不信」「分裂」「瓦解」など、最大級の侮蔑を意味する言葉が紙面に躍った。小池氏が臨時…

上からの「常幹声明」の徹底討議だけでは選挙総括が一方通行になる、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(4)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その91)

トランプ旋風が東南アジア一帯に吹き荒れる中、もう総選挙のことなど何処かへ吹き飛んでしまったような気がする今日この頃だ。それほど昨今の情勢の移り変わりは早いので今さらとは思うが、それでも周回遅れの話をするのも無駄ではないと思い直して書くこと…

若者に支持されない政党には未来がない、体質改善できない政党は生物学的法則で淘汰される、立憲民主を軸とした新野党共闘は成立するか(3)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その90)

前回の拙ブログで、共産党の得票率低下(京都選挙区)の原因は支持者の高齢化による活動力の低下にあると書いた。なぜ、共産の支持者がかくも中高年層に偏っているのか。その理由として、民主集中制に象徴されるような共産の「組織文化」に若者たちが馴染め…