2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

影も形も感じられない合流新党・立憲民主党の存在感、このままでは次期総選挙で野党は惨敗する、菅内閣と野党共闘の行方(1)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その226)

菅官房長官が首相に就任したのは9月16日、メディア各社ではこの日と翌日の両日にかけて緊急世論調査が実施された。その結果が18日に報じられたが、各社とも60~70%台の高支持率を記録しており、菅内閣の支持率の高さには驚くばかりだ。この件について何人か…

まるで〝土光臨調答申〟を思わせる菅官房長官の社会像、時代の変わり目にも歴史の転換期にも無関心な人物に国政は任せられない、安倍内閣支持率下落と野党共闘の行方(48)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その225)

日本記者クラブ主催の自民党総裁選討論会(9月13日)に関する各紙の特集記事を丹念に読んだ。翌14日のNHK日曜討論会も熱心に観た。そして、最有力候補だとされる菅官房長官の発言に心底幻滅した。この人物は、安倍首相が政権を投げ出した原因についても、…

人口減少対策は放置する、行革リストラはやる、消費税は上げる―、言いたい放題の菅官房長官、安倍内閣支持率下落と野党共闘の行方(47)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その224)

前回に引き続き、新聞世論調査に見る菅官房長官の「虚像」と「実像」のギャップについて述べたい。毎日新聞調査(9月8日実施)と共同通信調査(9月8、9両日実施)の結果についてである。 【毎日新聞】 〇安倍内閣を支持しますか。「支持する」50%(前回34%…

安倍政権、病気を理由にした引退劇の演出で「負の遺産」をチャラに、安倍内閣支持率下落と野党共闘の行方(46)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その223)

安倍首相の辞任後、各社の世論調査で内閣支持率が軒並み上昇していることに驚いている。共同通信(8月29、30日実施)の内閣支持率は56.9%、僅か1週間前調査(8月22、23日実施)の36.0%から20.9ポイント急上昇した。読売新聞(9月4~6日実施)も52%と前回…

首相辞任会見の一問一答にあらわれた安倍政治の本質、安倍内閣支持率下落と野党共闘の行方(45)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その222)

朝日、毎日両紙は、総力を挙げた紙面構成となっている。拙ブログのような小論ではとても紹介できるものではないが、それでも印象程度のことは記しておかなければならない。安倍政治に象徴されるような世襲政治および政党政治の劣化に関する本格的な論評は、…