2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪ダブル選挙は自民党の「ダブルスタンダード選挙」と化している、首相官邸が維新派候補を支援し、大阪府連が反維新派候補を支持する「二枚舌構図」が有権者を惑わせている、大阪ダブル選挙の行方を考える(その4)

「ダブルスタンダード選挙」(二枚舌選挙)は公明党の特許とばかり思っていたら、そうではなかった。ここ大阪ダブル選では公明党に劣らず、自民党も「ダブルスタンダード選挙」なのだ。その「二枚舌構図」が大阪府民を惑わせ、自民支持層の分裂を招いている…

「大阪都構想」はなぜ生き続けるのか、大阪ダブル選挙が「東京対大阪」の対決構図にすり替えられるおそれ、「阪神タイガース王国・大阪」を「橋下王国・大阪」に絡めとろうとする大阪維新の選挙戦略、大阪ダブル選挙の行方を考える(その3)

10月19日発表の読売世論調査に引き続き、26日に毎日新聞(共同通信等との共同調査)、27日には朝日新聞の世論調査が発表された。ほぼ1週間を挟んでの大阪府民世論調査なので、選挙戦直前の大阪府民の政治意識をだいたい把握することができる。私が…

「大阪都構想」はまだ生きている、維新分裂劇の最中に橋下支持率が上がる不思議、読売新聞世論調査から見えてくるもの、大阪ダブル選挙の行方を考える(その2)

10月19日付の読売新聞をみて驚いた。10月16日から18日にかけて行われた大阪府内の有権者を対象とする同社の世論調査で、「大阪都構想に賛成」「大阪維新の会が都構想実現を(再び)目指す方針を理解できる」が相対的多数を占め(大阪市内では拮抗…

大阪ダブル選挙は「維新の党」の分裂で始まり、「橋下新党=おおさか維新の会」の不発で終わるだろう、「橋下流」攪乱政治は終焉の時を迎えた、大阪ダブル選挙の行方を考える(その1)

11月22日の「大阪ダブル選挙」が迫ってきた。府知事選、大阪市長選とも維新vs反維新の2極対立の構図は固まりつつあるが、一方の維新側は内紛が続いて事前運動もままならないようだ。昨日、今日のニュースでは、政党交付金の「分け前」をめぐって大阪系…

安倍内閣の「1億総活躍大臣」はいったい何を担当するのか、日本の軍事大国化を支える国民意識の形成(洗脳)が主たる役割だろう、ナチス政権のゲッペルス国民啓蒙・宣伝大臣のように、憲法破壊の安保法案「成立」後の政治情勢について(5)

過日、「リベラル21」(東京のジャーナリストの同人ブログ)に、「『1億総活躍社会』は意味不明のスローガンではない、ファッショ的国民総動員を目論む安倍改憲内閣の政治目標なのだ」という拙文を書いた。10月7日発足した安倍第3時改造内閣のなかで…

安倍第3次改造内閣は無事離陸できるだろうか、散々だった「1億総活躍社会」「新3本の矢」記者会見に続いて、TPP大筋合意の内容が間もなく明らかになる、憲法破壊の安保法案「成立」後の政治情勢について(4)

安倍首相は今日10月7日、内閣改造と自民党役員人事を行う。すでに全19閣僚のうち菅官房長官、麻生財務相、岸田外相、中谷防衛相ら約半数の9人の続投が決まっており、自民党役員では、谷垣幹事長ら党四役と高村副総裁がそのまま再任されるのだという。…