2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
トランプ氏の私宅訪問が安倍政権の外交政策の一環だとするなら、これほど惨めな結果はないだろう。なにしろトランプ氏を「信頼できる指導者だと確信した」と天まで持ち上げたにもかかわらず、直後にトランプ氏がビデオメッセージで「TPPから正式離脱する…
11月18日のテレビニュースは、安倍首相のトランプタワー訪問一色で染まった。安倍首相は会談後、記者団に対し「胸襟を開いて率直に話ができた」と述べ、トランプ氏については「信頼できる指導者だと確信した」と語った。会談の中身については、まだ次期大統…
アメリカのTPP撤退でお先真っ暗の安倍内閣の支持率がなぜ上がるのか、国民にとってはアベノミクスの行き詰まりよりも、国際情勢にたいする「不安」の方が大きいのだ、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その26)
トランプ氏がアメリカ次期大統領に選ばれた直後の11月12〜13両日、読売新聞と産経新聞の世論調査が行われ、結果が15日に掲載された。私が主に注目したのは、アベノミクスの「残された矢=TPP」が完全に行き詰った状況を国民がどう判断するか、T…
アメリカ大統領選を衛星テレビで1日中見ていた。まるで世界の同時代史の進行を目の当たりにしているような気分だった。アメリカの抱える矛盾の深さを想うと同時に、アメリカと一蓮托生(対米追随)の道を歩もうとする安倍政権の無謀さに改めて危機感を抱い…
このところ、野党共闘に関する民進党執行部の発言がぶれにぶれている。野田幹事長が11月2日に小沢自由党代表と会談して「共産抜き」の野党共闘を推進する気配を見せたかと思うと、今度は蓮舫代表が11月7日の都内講演で、次期衆院選の小選挙区について「1対…
前回の拙ブログでは、「責任野党抜き=民進抜き」の野党共闘の必要性について述べた。だが、野田幹事長もさるもので、今度は逆に「共産抜き」の野党共闘を打ち出してきた。11月3日の朝日記事は、小沢自由党代表との会談の内容を次のように伝えている。 ――民…
10月23日の衆院補選以来、衆院解散が遠のいたとの噂が意識的に流される中で野党共闘は目下まったくの音無し状態だ。このままだと、安倍首相が抜き打ち解散に打って出れば野党の大敗は免れない。とりわけ民進党は壊滅状態に陥るだろう。なのに、野田民進党幹…