2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

トランプ氏の私宅に真っ先に駆け付けた甲斐もなく、安倍政権は袖にされて漂流し始めた、TPP破綻、北方領土交渉の難航、南スーダン駆けつけ警護の危険など、相次ぐ不安材料が安倍政権を取り巻いている、次回世論調査が安倍内閣の支持率の転換点になるだろう、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その28)

トランプ氏の私宅訪問が安倍政権の外交政策の一環だとするなら、これほど惨めな結果はないだろう。なにしろトランプ氏を「信頼できる指導者だと確信した」と天まで持ち上げたにもかかわらず、直後にトランプ氏がビデオメッセージで「TPPから正式離脱する…

大統領就任前のトランプ氏の私宅にゴルフクラブを手土産に馳せ参じ、家族同席で会談することなど、これが一国の首相がすることか、「世界で自分が一番早く会った」と得意顔で語る安倍首相の幼さと浅はかさ、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その27)

11月18日のテレビニュースは、安倍首相のトランプタワー訪問一色で染まった。安倍首相は会談後、記者団に対し「胸襟を開いて率直に話ができた」と述べ、トランプ氏については「信頼できる指導者だと確信した」と語った。会談の中身については、まだ次期大統…

アメリカのTPP撤退でお先真っ暗の安倍内閣の支持率がなぜ上がるのか、国民にとってはアベノミクスの行き詰まりよりも、国際情勢にたいする「不安」の方が大きいのだ、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その26)

トランプ氏がアメリカ次期大統領に選ばれた直後の11月12〜13両日、読売新聞と産経新聞の世論調査が行われ、結果が15日に掲載された。私が主に注目したのは、アベノミクスの「残された矢=TPP」が完全に行き詰った状況を国民がどう判断するか、T…

トランプ次期大統領の登場で安倍政権は崖っ縁に立たされている、TPP挫折、黒田日銀破綻、南スーダン駆けつけ警護の3大危機が今後安倍政権を襲うだろう、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その25)

アメリカ大統領選を衛星テレビで1日中見ていた。まるで世界の同時代史の進行を目の当たりにしているような気分だった。アメリカの抱える矛盾の深さを想うと同時に、アメリカと一蓮托生(対米追随)の道を歩もうとする安倍政権の無謀さに改めて危機感を抱い…

蓮舫・野田執行部の野党共闘に関する「バラバラ発言」は攪乱戦術なのか、それとも執行部分裂のあらわれなのか、蓮舫支持率の低下が民進党を揺さぶっている、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その24)

このところ、野党共闘に関する民進党執行部の発言がぶれにぶれている。野田幹事長が11月2日に小沢自由党代表と会談して「共産抜き」の野党共闘を推進する気配を見せたかと思うと、今度は蓮舫代表が11月7日の都内講演で、次期衆院選の小選挙区について「1対…

野田幹事長一流の野党共闘分断路線が見えてきた、「民進抜き」ではなく「共産抜き」の野党共闘が狙いなのだ、これは安倍政権による「正面攻撃」よりも巧妙な野党分断の「側面攻撃」にほかならない、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その23)

前回の拙ブログでは、「責任野党抜き=民進抜き」の野党共闘の必要性について述べた。だが、野田幹事長もさるもので、今度は逆に「共産抜き」の野党共闘を打ち出してきた。11月3日の朝日記事は、小沢自由党代表との会談の内容を次のように伝えている。 ――民…

「野党共闘ありき」ではない、安倍政権の暴走を阻止する政治勢力の形成が目標なのだ、蓮舫・野田執行部の3原則、「相互推薦なし、政策協定なし、横並びの街頭演説なし」では、野党共闘は早晩消滅するだろう、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その22)

10月23日の衆院補選以来、衆院解散が遠のいたとの噂が意識的に流される中で野党共闘は目下まったくの音無し状態だ。このままだと、安倍首相が抜き打ち解散に打って出れば野党の大敗は免れない。とりわけ民進党は壊滅状態に陥るだろう。なのに、野田民進党幹…