2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ぶざまな小沢民主党、(福田辞任解散劇、その10)

麻生首相が昨日記者会見をして「当面は解散しない」といった。それ以前から「政局よりも政策」と言っていたので、「予定の行動」というところだろう。解散すれば自民党の議席が確実に減るという予測が出ていたのだから、常識的にいえば「負ける勝負」はしな…

世界同時不況に関するアメリカの論調の変化、(福田辞任解散劇、その9)

「資本主義の未来」という表題に釣られて、時々しか読まない『ニューズウィーク日本版』(2008年10月29日号)を買ってみた。「レーガン主義の終焉とグローバル経済の明日」というサブタイトルが目に入ったこともあるが、フランシス・フクヤマ(ジョンズ・ホ…

浮かび上がってきた自民・民主2大政党による政権たらい回し構図、(福田辞任解散劇、その8)

つい先日、「朝日21関西スクエア」の会員交流集会が大阪であった。といっても読者の方々にはピンと来ないかもしれないが、朝日新聞大阪本社が組織した500人余りの「関西からのメッセージ集団」と称する各界の人たちの交流会である。不断はあまり会うこ…

御名御璽閣下、麻生首相のジレンマ、(福田辞任解散劇、その7)

日本人のノーベル物理学賞3人受賞という久方ぶりのおめでたいニュースが昨日今日は流れた。だが、それ以外は「ブラックマンデー」など世界恐慌ばりの暗いニュース一色の毎日だ。昨日から証券市場ではアメリカは1万ドル割れ、日本は1万円割れの「底割れ状…

暴言三、四羽烏の末路、(福田辞任解散劇、その6)

いつの世にも暴言を繰り返す類の人物には事欠かないものだが、最近のその種の暴言には、「失言」ではなくて「確信犯」的なものがやたら多い。「暴言三羽烏」いや「四羽烏」とでも名付けて、最近の目立つ人物はというと、少し古いところでは石原東京都知事、…