2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

伊勢志摩サミットも、オバマ大統領の広島訪問も、「舛添疑惑」と「JОC東京五輪招致疑惑」をかき消すことができなかった、東京都議会は開催都市東京の名誉をかけて徹底的な疑惑解明に乗り出すべきだ、2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて(その28)

ここ数日間、マスメディア空間は伊勢志摩サミットとオバマ大統領の広島訪問一色で塗りつぶされるだろうと予想していた。舛添都知事の税金の無駄遣いや政治資金流用問題も、JОCが東京五輪招致のために2.3億円もの工作資金(賄賂か?)を怪しげなコンサル…

安倍政権は「ニッポン無責任時代」の再来か、舛添都知事「ニッポン無責任野郎」記者会見と衆参ダブル選がいよいよコラボし始めた、JОC東京五輪招致疑惑も着実に発展している、2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて(その27)

5月20日、舛添都知事の定例記者会見は傑作だった。私は当日のニュースを再三再四見たが、よくぞこれで都知事が務まるものだと何度も(深い)溜息が出た。税金の無駄遣いや公私混同問題に関する自らの説明責任は一切棚に上げ、全ての調査を「厳しい第三者…

「2020年東京五輪(オリンピック)疑惑」が広がっている、JОCのコンサル料疑惑は闇に包まれたまま、東京五輪のホストとなる舛添東京都知事の「公私混同」問題も深刻だ、2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて(その26)

少し中断していた「2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて」シリーズを再開したい。不思議なもので別のテーマに途中で関心を移すと、シリーズを再開するにあたってどんなトピックスを取り上げようかと迷ってしまう。夏の参院選を直前にした政局が大詰め…

オバマ大統領が広島を訪問するのであれば、安倍首相も731部隊遺跡を訪問すべきではないか、日本が生物兵器禁止条約に署名(1972年)し、批准(1982年)した以上、安倍首相はその歴史的責任を果たさなければならない、731部隊訪問記PARTⅡ(その4)

オバマ米大統領が、伊勢志摩サミットが閉幕する5月27日に広島を訪問することが決まった。オバマ氏は「核兵器なき世界」を実現するため、原爆投下を「謝罪しない」ことを前提に、広島の平和記念資料館(原爆資料館)を訪れて記帳し、慰霊碑にも献花する予…

731部隊宿舎区域が全国重点文物保護単位から外れたことは残念だった、宿舎区域の「動態保存」は世界文化遺産登録の新たな可能性を秘めていることを喚起したい、731部隊訪問記PARTⅡ(その3)

前回訪問時に陳列館関係者から聞いた話では、世界文化遺産登録への準備作業は1990年代後半から始まり、2000年からは731部隊敷地の民家143戸と企業12社を移転させて本格的な発掘調査が行われ、2002年末には中国都市計画設計研究院の専門…

爆破された「ロ号棟」遺跡は何を物語るか、世界文化遺産登録のためには配置図や設計図、構造図や施工図など建築工事関係資料の発見が欠かせない、731部隊訪問記PARTⅡ(その2)

731部隊遺跡の発掘はまだ始まったばかりだと言える。全容の解明は今後なお10年単位の時間が必要だと思われるが、中でも731部隊遺跡の「心臓部」ともいうべき「ロ号棟」の解明が最重要課題であり、地下構造(地下道)や室内設備も含めた完全な復元が…

旧日本軍細菌戦731部隊遺跡(黒竜江省ハルビン市平房区)は見違えるほど系統的に整備されていた、世界文化遺産登録に向けた新たな遺跡研究の展開が求められる、731部隊訪問記PARTⅡ(その1)

拙ブログでも予告したように、ここ暫くは「2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて」シリーズをいったん中断して、今回訪問した中国黒竜江省ハルビン市平房区の旧日本軍細菌戦731部隊(以下、731部隊という)遺跡について記すことにしたい。前回の…

「野党非共闘」の衆院京都3区補選の結果をどうみる、思わぬ副産物は「おおさか維新」の惨敗だけだった、2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて(その25)

衆院北海道5区補選については、その結果についてさまざまな角度から検討が加えられている。私は現地の様子を知らないので詳しい論評は差し控えたいと思うが、それでも野党共闘が一定の成果を上げ、勝利にあと一歩のところまで迫ったことは間違いない。共同…