2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

党地方議員の高齢化が加速し、47都道府県のうち過半数が平均年齢65歳を越えている、人口減少にともなう地方自治体と党地方議員の分析(2)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その25)、岸田内閣と野党共闘(90)

第3の問題は、党地方議員の高齢化である。全国の地方議員の平均年齢は、都道府県議員56.7歳(全国都道府県議長会、2019年)、市区議員58.8歳(全国市議会議長会、2021年)、町村議員64.4歳(全国町村議会議長会、2023年)である。2023年統一地方選挙によって…

地方議会議席数・議席占有率と国政選挙(2022年参院選)得票数・得票率との関係、人口減少にともなう地方自治体と党地方議員の分析(1)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その24)、岸田内閣と野党共闘(89)

本稿で用いる主なデータは、共産党のホームページに掲載されている地方議会別党所属議員の人数と基本属性(性、年齢)及び総務省「令和4年参議院通常選挙、都道府県別党派別得票数(比例代表)」の2つである。前者は、党地方議員の地方議会に占める比重すな…

「消滅可能性自治体」の広がりは、党地方議員の「消滅可能性」につながらないか、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その23)、岸田内閣と野党共闘(88)

経済界などの民間有識者でつくる「人口戦略会議」は4月24日、全国1729自治体のうち744自治体が「いずれ消滅する可能性がある」との報告書を発表した。報告書は国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計を基に、子どもを産む中心世代である20〜39歳の若…

党機関役員・地方議員が奮闘すれば党勢拡大は実現可能か、党地方議員の減少と高齢化が進んでいる、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その22)、岸田内閣と野党共闘(87)

4月後半になってから党勢拡大の訴えが相次いで出された。「機関役員・議員が一気に支部に入り、4月中に『手紙』を全支部が討議し党勢拡大をさせよう」(党建設委員会、赤旗4月18日)、「4.27『学生オンラインゼミ』を成功させ、民青と党員拡大の前進を」(青…