2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

立憲民主党代表選を巡る世論動向のいま、〝保守中道路線〟が強まる中で野田氏が台頭、泉氏が埋没、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その35)、岸田内閣と野党共闘(100)

自民党総裁選と立憲民主党代表選に関する各社の8月世論調査がほぼ出揃った。自民党に関しては石破氏と小泉氏が1,2位を争い、高市氏が3位につけている。前評判の高かった河野氏は4位に入るのがやっとで、真っ先に手を挙げた小林氏もそれほどの人気はなくて…

枝野氏が立憲民主党代表選で〝保守中道路線〟を表明、野党共闘は存続の危機に直面している、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その34)、岸田内閣と野党共闘(99)

岸田首相の退陣表明以来、自民党では総裁選への出馬表明が相次ぎ、選挙運動が加熱している。テレビ番組でもそれらの動向が連日伝えられ、候補者各自の主張や裏金問題への対応、イデオロギーや政策を二の次にした選挙報道一色という有様だ。そこには候補者が…

〝岸田退陣〟で次期総選挙早まる、自民党総裁選に注目が集まり、立憲民主党代表選が埋没するおそれ、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その33)、岸田内閣と野党共闘(98)

終戦記念日を目前にした8月14日、岸田首相が自民党総裁選に立候補しないと突如表明した。その言い草が振るっている。「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」とのこと。実際は、国民の政治不信・内閣不支持を払拭でき…

‶万策尽きた〟党勢拡大運動、自民党総裁選、立憲民主党代表選挙の前にかすむ国政政党としての存在意義、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その32)、岸田内閣と野党共闘(97)

7月の党勢拡大が思わしくなかった所為か、「党の命運がかかった8・9月、〝目標水準〟へ活動飛躍を」と題する全国都道府県委員長会議(オンライン)が8月3日開催され、翌日には小池書記局長による幹部会報告(全文)が赤旗に掲載された。全体の論調といい問…

〝赤旗発行の危機〟を訴える炎天下の党勢拡大運動は成果を挙げたか、党創立102周年の7月は〝目標水準〟を達成できなかった、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その31)、岸田内閣と野党共闘(96)

「生命の危険に関わる暑さ」とNHK気象予報が厳重警告を発するなかで、共産党はこの間創立102周年を契機とする拡大運動を全党に呼びかけ、党員拡大と読者拡大を連日追求してきた。この拡大方針は、第29回党大会(2024年1月)で決定された「2年後までに第28…