2017-01-01から1年間の記事一覧

野党共闘に対する共産党大会の熱気と民進党の落差、安住代表代行挨拶と蓮舫代表発言の行き違いは何を物語るか、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(7)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その38)

共産党は1月15日から4日間、静岡県熱海市で第27回党大会を開いた。今回の党大会の特徴は、共産党の招きに応じて、民進党、自由党、社民党の代表者が初めて出席し、それぞれメッセージを述べたことだ。民進党安住代表代行は「わが党と共産党には隔たりがある…

民進党はなぜ連合に配慮するのか、連合はなぜ野党共闘を分断するのか、民進党野田幹事長と連合神津会長が「大連立」路線で通じていることがその背景にある、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(6)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その37)

このところ、連合神津会長による野党共闘(分断)について発言がいっこうに止む気配がない。連合は民進党の最大支持団体だから、連合の要求に民進党が従うのが当然と言わんばかりの高圧的な態度だ。まるで民進党が連合の附属政党であるかのような扱いであり…

野党共闘に関するニュースが錯綜している、「民進 共産推薦せず、連合に配慮」(毎日新聞1月12日)と「4野党の総選挙共通政策、始まった実務者協議」(赤旗1月12日)はいったいどちらが本当なのか、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(5)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その36)

年明け総選挙が遠のいたせいか、このところ野党共闘に関するニュースがほとんど見られなくなった。そのうえ、今日1月12日の毎日と赤旗の記事の内容が正反対なのだから、両紙を読んだ読者はいったいどう判断すればよいか大いに迷うことだろう。まずは記事…

トランプ相場と沖縄米軍オスプレイ全面飛行再開で始まった2017年、安倍首相の年明け解散見送りは予想外の波乱を呼ぶことになるかもしれない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(4)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その35)

今年最初の取引となる1月4日の東京株式市場の大発会では、日経平均株価が昨年の終値を超える最高値となり4年ぶりに上昇した。言わずと知れた「トランプ相場」の影響だ。株価の上下は内閣支持率に直結するというから、安倍首相の顔色もよくなるわけだ。同…