2017-01-01から1年間の記事一覧

頭の上から尻尾の先まで腐りきった安倍政権はもはや退陣あるのみ、東京都民は都議選で自公与党に鉄槌を下してほしい、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(34)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その65)

聞くに堪えない罵声だった。頭の中が一瞬真っ白になるほどの衝撃を覚えた。いまや昔の話だが、サラ金全盛時代の(関西の)取り立て屋でさえが真っ青になるほどの物凄い罵声なのだ。それが真昼間から茶の間のテレビニュースで流れてくるのだから、家中が驚い…

柳の下に「二匹目のドジョウ=内閣支持率回復」はいない、「信なくば立たず」(孔子論語)の言葉を引いた安倍首相の嘘つき会見、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(33)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その64)

各メディアが6月16日から18日にかけて行った世論調査で、安倍内閣の支持率が急落した。安倍首相御用達の読売新聞49%(−12ポイント、以下同じ)を筆頭に、共同通信44.9%(−10.5)、毎日新聞36%(−10)、産経新聞47.6%(−8.5)、日経新聞…

安倍1強は「安倍私党独裁体制」にほかならない、「加計疑惑」隠しのために共謀罪強行採決に走った安倍政権は、国権の最高機関を蹂躙することで「安倍私党による究極の国政私物化」の姿を国民の前に曝した、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(32)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その63)

審議抜きの共謀罪強行採決で幕を閉じた今国会は、自公与党がもはや「首相官邸=安倍私党」の独裁下にある翼賛政党にすぎないことを赤裸々に示した。国政は「首相官邸=安倍私党」によって牛耳られ、自公与党はその手足となって意のままに動く存在になった。…

「トカゲ」(官邸+内閣府)の「尻尾」(文科省)切りは成功しない、「火元」の内閣府を調査しないで、「煙」の出た文科省の調査で国民を騙すことはできない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(31)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その62)

安倍首相は6月9日、松野文科相に対し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を「総理のご意向」とした文科省の内部文書の存否を再調査するよう指示した。首相は首相官邸で記者団にこのことを聞かれ、「徹底的に調査するよう指示した」と恥ずかしげもなく語…

【番外編】神戸開港150年記念『神戸百年の大計と未来』(晃洋書房、予価2800円、350頁、2017年7月刊行)出版のお知らせとご案内

拙ブログで自著の前宣伝をすることはいささか気が引けるが、阪神・淡路大震災20年記念シンポから2年有余、神戸在住の方々と協力して書き上げたのが本書である。詳しいことは「はしがき」と「あとがき」で述べているのでこれ以上繰り返さないが、神戸開港1…

安倍首相による国政私物化の3つの大罪、究極の公私混同(お友達への利益供与、官僚機構の私物化)、国民の知る権利否定(徹底した情報隠し、御用メディアの活用)、議会政治の破壊(議論封じ、国会調査権の放棄、政党モラルの崩壊)の3点だ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(30)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その61)

「森友疑惑」と「加計疑惑」に共通する特徴は、第1に、公私混同といったレベルを遥かに超えて、安倍首相・安倍政権による国政の私物化(お友達への利益供与、官僚機構の私物化)が進んでいることだ。第2は、安倍政権による国政私物化の事実が明らかになる…

安倍首相はいつまで「森友疑惑」「加計疑惑」を隠し通せると思っているのか、安倍政権による国政の私物化が国家の統治機構を破壊している(2)、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(29)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その60)

「森友疑惑」がドロドロとした得体のしれない背景(詐欺事件、右翼人脈など)を感じさせるのに対して、「加計疑惑」の方は、安倍首相による国政私物化の構図をクリアーに浮かび上がらせる典型的な疑獄事件だ。何しろ告発に踏み切ったのが、文科省の事務方ト…

安倍首相はいつまで「森友疑惑」「加計疑惑」を隠し通せると思っているのか、安倍政権による国政の私物化が国家の統治機構を破壊している(2)、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(29)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その60)

「森友疑惑」がドロドロとした得体のしれない背景(詐欺事件、右翼人脈など)を感じさせるのに対して、「加計疑惑」の方は、安倍首相による国政私物化の構図をクリアーに浮かび上がらせる典型的な疑獄事件だ。何しろ告発に踏み切ったのが、文科省の事務方ト…

安倍首相はいつまで「森友疑惑」「加計疑惑」を隠し通せると思っているのか、安倍政権による国政の私物化が国家の統治機構を破壊している(1)、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(28)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その59)

5月に入ってから安倍政権をめぐる「森友疑惑」「加計疑惑」が急展開を遂げている。5月上旬は4月に引き続き籠池氏と昭恵夫人の親密な関係、籠池氏と財務省の交渉過程などが動かぬ証拠(音声テープ)で明らかになり、各紙は「森友疑惑」の全容解明に総力を…

前川文科省前事務次官の証言は衝撃的だった、安倍首相のG7サミット行きはこれが最後になるかもしれない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(27)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その58)

5月25日、安倍首相は例の如く昭恵夫人と手をつないで政府専用機のタラップを上った。首相が最も得意とする華やかな外交舞台への出発なのだから、満面の笑みを浮かべて手を振ったものの、その心中は如何ばかりか。当日は週刊文春の発売日、各紙の広告欄に…

トランプ政権を上回る安倍政権の暴走は目に余る、「森友・加計疑惑」はなんのその、共謀罪法案の強行採決に突っ走る安倍政権は破局しかない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(26)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その57)

トランプ大統領の側近、フリン元補佐官のロシアとの秘密交渉を調査していたコニーFBI長官が電撃的に「首」になった。馘首に踏み切ったトランプ大統領はいま、空前の国内世論の批判に曝されている。トランプ政権が事件をもみ消すために司法妨害をした事実…

「森友疑惑」逸らしと改憲論議の加速を狙った(一石二鳥の)安倍戦略が裏目に出た、自民党内には権力争いの匂いが立ち込めてきている、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(25)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その56)

5月12日の朝日朝刊は1面トップで、「改憲『20年に縛られない』、自民、首相発言めぐり表明」と伝えた。この記事は、中谷元・与党筆頭幹事が5月11日の衆院憲法審査会の幹事懇談会で野党に対し、「安倍首相発言は党内向けのもの」、「2020年施行…

安倍首相が遂に憲法改正の最後の賭けに出た、「自衛隊明記」という曲球(くせだま)で国民世論を分断する戦略だ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(24)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その55)

安倍首相は5月3日の憲法記念日当日、「憲法改正を主張するフォーラム」にビデオメッセージを寄せ、「自衛隊の存在を憲法上に位置づける」など憲法改正の具体的内容に初めて触れ、しかも時間を区切って2020年の施行を目指す方針を表明した。読売新聞3…

今村復興相の辞任と「森友疑惑」の新事実暴露で事態は急変しつつある、安倍首相はこの政権危機を乗り切れるか、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(23)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その54)

前回4月22日の拙ブログから僅か1週間も経たないうちに、安倍政権を取り巻く政治情勢が急変している。今村復興相が4月25日、派閥の会合で東日本大震災について、「これはまだ東北で、あっちの方だったからよかった。もっと首都圏に近かったりすると莫…

北朝鮮情勢緊迫化のなかでも急変しなかった内閣支持率が意味するもの、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(22)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その53)

今回、北朝鮮情勢緊迫化の中で世論調査を実施したのは、朝日、読売、産経の3紙であるが、私は当初、トランプ政権と歩調を合わせて北朝鮮へ強硬姿勢をとる安倍政権への支持率がもっと上がるのではないかと思っていた。各紙とも50%台はおろか、軒並み60…

北朝鮮情勢緊迫化のなかでの世論調査、対外軍事攻撃に対する国内世論や内閣支持率はどう変化したか、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(21)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その52)

北朝鮮の平壌では4月15日午前、故金日成(キムイルソン)国家主席の生誕105周年を祝う軍事パレードが行われた。朝鮮中央テレビがパレードを生中継して金正恩・朝鮮労働党委員長などの首脳部の面々や新型ミサイルなどを生々しく映し出し、軍事力の強化…

シリア攻撃で支持率上昇を狙ったトランプ大統領、それに便乗しようとした安倍首相、内閣支持率はこれからどうなる、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(20)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その51)

NHKは4月11日夜のニュースウェブで、トランプ大統領がシリアのアサド政権に対して下したミサイル攻撃に関する世論調査の結果を伝えた。アメリカのABCテレビと有力紙のワシントン・ポストが4月10日に発表した全米世論調査の結果は、シリア攻撃「…

「森友疑惑」の解明を裁判所や検察(だけ)に委ねてはいけない、これは国会はもとより国民自身が究明しなければならない疑獄事件なのだ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(19)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その50)

「森友疑惑」すなわち森友学園への国有地払い下げや小学校認可を巡る不正や疑惑がいよいよ司法の場でも取り上げられることになった。4月6日の各紙が伝えるところによると、 (1)小学校校舎の建築については、森友学園が国や大阪府などに金額の異なる契約…

「喧嘩両成敗」でなければ国民の納得は得られない、籠池起訴で「森友疑惑」の幕を引けるなんて思わないことだ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(18)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その49)

昨日、3月30日の各紙が一斉に伝えたところによると、学校法人森友学園が小学校校舎の建築費に関し、国や大阪府などに異なる金額の工事請負契約書を提出していた問題で、籠池理事長に対する補助金適正化法違反容疑での告発状が四国地方の個人から大阪地検…

籠池国会証人喚問は国民の注目を集め、国際ニュースとなって世界を駆け巡った、森友学園疑惑はいまや安倍政権を揺るがす疑獄事件へと発展している、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(17)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その48)

この2、3日はテレビの国会中継に釘付けだった。言わずと知れた森友学園疑惑がそのお目当てだ。なかでも3月23日の森友学園籠池理事長の証人喚問は圧巻だった。参院では例によって西田自民党議員(京都選出)が質問に立ったが、籠池証人を嘘つき呼ばわり…

森友学園「疑惑」はいまや森友学園「疑獄事件」へと発展しつつある、籠池理事長の証人喚問は「口封じ」のためか、それとも事態解明につながるのか、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(16)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その47)

3月16日の参院予算委員会の森友学園現地調査で、「なにか面白いことが起るかもしれないよ」と大阪の友人が教えてくれた。その意味が分からない私に対して、友人は「何が起こるか分からないところが面白いのじゃないか」と回答をはぐらかしたが、まさか、…

森友学園疑惑究明はいまや国民の声となった、これ以上の籠池隠しは内閣支持率の低下に拍車をかけるだろう、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(15)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その46)

3月10日から12日にかけてマスメディアの世論調査が相次いで行われた。中心テーマは、言わずと知れた「森友学園疑惑」である。3月14日現在、結果が判明している共同通信、朝日新聞、毎日新聞、NHKの4社についてその傾向を分析してみたい。各社の…

なぜかくも、安倍政権は総力を挙げて事態を隠蔽するのか、「森友(アベ友)学園疑惑」隠しは却って安倍政権の命取りになる可能性が大きい、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(14)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その45)

トランプ大統領当選から金正男暗殺事件へ、この間、国際問題を中心に回ってきた朝昼のトークショーが最近は一転して森友学園疑惑に向かっている(森友学園のことを関西では「アベ友学園」と呼んでいる)。しかも国会は開会中、国会審議を通して毎日新しいネ…

「安倍チルドレン」とは、教育勅語を暗唱させられ、「安倍首相ガンバレ!」と絶叫させられいたいけな幼稚園園児のことだった、「家庭内野党」を演じて女性の支持率を集めてきた昭恵夫人の仮面が剝がれた、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(13)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その44)

遅ればせながら、今話題の豊中の幼稚園が撮影し、保護者達に配布したという運動会のビデオを見て絶句した。2年前の秋に行われた運動会冒頭の選手宣誓で、園児たちが精一杯声を張り上げてこう言っているのである。 ――大人の人たちは、日本が他の国に負けぬよ…

「上手の手から水が漏れる」とはこのことだろう、内閣支持率好調の安倍政権が思わぬところで足を掬われた、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(12)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その43)

拙ブログでも、コメント諸氏の間では「安倍晋三記念小学校」や「安倍昭恵名誉小学校長」の話題でも持ちきりだ。このところブログを書く時間が取れず、間合いが開いているので、コメント諸氏が痺れを切らしているのがよくわかる。いろんな雑用が重なり、身動…

金正男(キムジョンナム)暗殺事件で思い出す北朝鮮のこと、改憲派「3分の2」時代を迎えて、番外編)

このところ、テレビニュースは連日挙ってマレーシア・クアラルンプールで起こった金正男暗殺事件のことを伝えている。繰り返し放映される凄惨極まる映像を見せられて、言いようのない暗澹たる気持ちに襲われるのは私一人ではないだろう。21世紀のいま、ま…

品性と知性と趣味を共有するトランプ大統領と安倍首相との親密な日米首脳会談が終わった、さすれば次は日米共同経済プログラムの展開だろう、世論の動きはそれからだ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(11)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その42)

2017年2月13日午後、安倍首相が日米首脳会談を終えて帰国した。記者会見を開いて首脳会談の模様を語るかと思いきや、例の如くNHKをはじめ民放テレビを回って一方的な話をしただけだった。念の入ったことには、ニュースキャスターの横には首相番記…

饗応は調略の基本だ、エアフォースワン(大統領専用機)でゴルフに招待された「宴の後」に安倍首相に待っているものは何か、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(10)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その41)

安倍首相が2月10日にワシントンで予定するトランプ米大統領との首脳会談後、11日にはトランプ氏の別荘があるフロリダ州のパームビーチへ「エアフォースワン」(大統領専用機)に同乗して向かい、夫人同伴でゴルフを楽しむことが検討されているという(各…

「信頼」と「説得」でトランプ大統領の「取引外交」に対抗できるのか、「日米同盟不変の原則」はアメリカ側の土俵なのだ、安倍政権はトランプ政権の「下駄の雪」でしかない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(9)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その40)

安倍首相は1月28日夜、トランプ米大統領と電話で協議し、2月10日にワシントンで日米首脳会談を開くことで合意した。首相は大統領就任に祝意を伝えたうえで「就任直後から精力的に活動し、トランプ時代の幕開けを強烈に印象づけた」と表明し、「大統領のリー…

トランプ抱きつき安倍政権は、世界で孤立し、国民の支持を失うだろう、「アメリカ・ファースト」(アメリカ第一主義)を叫ぶトランプ大統領に対して「日米同盟は不変の原則」を強調する安倍首相は、「ジャパン・セコンドリー」(日本は二の次)を誓う目下の同盟者だ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(8)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その39)

トランプ米大統領の就任式と同じ1月20日、安倍首相は通常国会冒頭の施政方針演説で、日米同盟はわが国の外交・安全保障政策の機軸であり「不変の原則」だと強調した。トランプ大統領が就任演説で同盟関係については一切触れず、自国の利益第一しか言わな…