菅政権は「新ファシズム」のまえぶれか
今日7月12日の朝刊各紙は、挙って参院選における「民主敗北」、「民主大敗」の報道を一面トップで伝えている。各紙の解説や論評の視点はさまざまだが、共通しているのは、選挙政策としての消費税問題の「扱い方」がまずかった、しかし「消費税論議」はこ…
参院選の終盤になってからの菅首相の醜態ぶりは、見るに堪えないものがある。「消費税10%」の公約が大反響・大反対を呼び、それが民主党の議席減にまで及びそうになってくると、にわかに前言を翻し始めたのだ。「やるといった覚えはない。議論するといっ…
参院選も中盤にさしかかって、にわかに消費税問題がクローズアップされてきた。菅首相が参院選を直前にして狙いをさだめて撃った「消費税10%増税」の策略(計略)が、思わぬ国民世論の大反撃にあい、民主党がその対応に右往左往しているためだ。 しかも状…
ワールドカップ・日本チームの大活躍のおかげで、参院選関連のニュースはこのところ少し影が薄いが、今日6月26日になってようやく序盤戦の様子が伝えられるようになってきた。各紙の情勢分析によると、改選議席数に対する各党のおよその獲得議席数は、民…
首相交代後の一連の国会運営、そして6月17日に発表された民主党の参院選マニフェストの内容を読んで、菅政権は「新ファシズム」(ファッショ的専制政治)のまえぶれともいうべき、きわめて危険な政権ではないかとの印象を強く持った。理由はたくさんある。…